種付け頭数が少ないながら、その血をを残すべく頑張っている種牡馬とその産駒たちを応援するブログです。
マンジュデンカブト産駒  マンジュデンツルギ 水沢で3着
2006年12月31日(日) 11:30
中央競馬の開催は年末年始で一休みに入ったが、地方競馬は「おいらたちには、そんなこたぁかんけーねぇー」と中央競馬の休みのときが稼ぎ時とばかりに全快モード。
そんな地方競馬に普段以上に注目すると、かつて中央に在籍していた馬たちが頑張っていたので、何頭か紹介する。

まずは、マンジュデンカブト産駒のマンジュデンツルギ(牡8)。
マンジュデンツルギは、今年5月に岩手に移籍後、いきなり勝ち星を飾るなど、年齢を感じさせない走りで頑張っている。
今回は、12/30に水沢で行われたエクセレント(A1)。
先日、全弟のマンジュデンコウベが見事な末脚で中央4勝目を飾っているので、お兄ちゃんも負けてはいられないところ。
そんなお兄ちゃんの気合をファンが感じ取ったのか、5戦ぶりに1番人気支持された。
コースの外は雪で覆われた不良馬場の中、マンジュデンツルギはまずまずのスタートを決めると、先頭を争う3頭を悠然と見るような位置で4番手につけた。
向こう正面で2番手まで進出すると、3コーナーでは早くもムチが入り、先頭を走る3番人気ベルモントシーザーに何とか喰らいついていったが、直線で差を広げられてしまい、さらに後方から5番人気タカエイチフジにも交わされ、3着でゴールした。
人気には応えられなかったが、よく頑張っている。

「元中央所属馬の顔見せお祭りカップ」と呼べるほどに、このレースには多数の元中央所属馬が出走していた。

中央4勝のサクラホクトオー産駒のマルタカキラリー(牡8)が6着。
トロットサンダー産駒のドントコイタカトモ(牡7)が7着。

マイナー種牡馬以外でも、
中央5勝のバブルガムフェロー産駒のタイキアルファ(牡6)が5着。
アンバーシャダイ産駒のデュアルライフ(牝8)が8着。
オープン特別を3勝して、スプリンターズSにも出走した経験のあるサクラバクシンオー産駒のナムラビッグタイム(牡5)が9着。

皮肉にも最も中央での実績があり、最も若い馬が、最も悪い結果となった。
これらの馬との比較からもマンジュデンツルギがいかに頑張っているかが分かる。
マンジュデンカブトの現役産駒は、マンジュデンツルギとマンジュデンコウベの兄弟の2頭だけとなってしまった。
この“マンジュデン兄弟”の頑張りを最後まで応援していこうと思う。


大井の方では、12/30のセントポーリア特別(3歳 ダ1400m)で、
オリオンザシュネル産駒のオリオンザシュネル(牡3)が1番人気に支持されたものの2着。
シンコウウインディ産駒のチャンストゥウィン(牡3)が3着。

オリオンザシュネルは、ホッカイドウ競馬で2勝して中央に移籍したものの、中央の壁に跳ね返されて、今年の8月にまたホッカイドウ競馬に戻り、その後3連勝を飾って大井に移籍していた。
チャンストゥウィンは中央でも勝てる力はあるのだが、父譲りの激しい気性からその力を十分に発揮できず、今秋大井に活躍の場を求めてきた。
ともに、まだ3歳なので、今後力をつけてまた中央に戻ってきたもらいものだ。
新年初っ端の特別レース登録馬
2006年12月30日(土) 20:42
まず何と言ってもサチノスイーティーがガーネットSに出走するかどうかだ。
メルマガ版の方にも書いたが、私はこのレースへの出走は賛成できない。
理由はメルマガ版の方で読んでもらいたい。

マチカネフクキタル産駒のリワードプレザンは、前走の未勝利戦の勝ちっぷりが良かったので、ここでもそこそこ期待できる。
今年は障害戦で飛躍してもらいたい。(平地でもまだ見限れないが・・)

ビワタケヒデの2006年マイナー種牡馬チャンピオンに大きく貢献したダンスオブサロメは、準オープンの壁に当たっているが、このクラスでも2着があるように、相手関係次第では勝ち上がるチャンスがある。

ビッグサンデー産駒のキンショージェットは、前走のラジオNIKKEI杯はGI級のメンバーの中でさすがにまったく見せ場がなかったが、それでも5着のアサクサキングスから0.1秒差に踏ん張ったように、自己条件戦なら十分勝機あり。
マイナー種牡馬産駒の中で、今年のクラシック出走を狙える1番手として、希望の持てる走りを期待したいところ。

その他に、2頭の故障休養馬が復帰してくる。
まずは、屈腱炎を克服し、なんと2年10ヶ月ぶりの出走まで漕ぎ着けたカリスタグローリ産駒のトーセンオリオン。
カリスタグローリ産駒と言えば、前述したサチノスイーティーが代表産駒となったが、彼女の出現までは重賞3着の実績があるこの馬が代表産駒だった。
さすがに、緒戦からいきなり好走は厳しいだろうが、とにかく無事に走り、何とか少しでも全盛期に近づけるような今後に繋がる走りを期待したい。
また、走ってくれるだけでも嬉しいし、関係者の熱意と復帰までの努力を考えると頭が下がる思いだ。

もう1頭は、桜花賞にも出走し、今年前半を盛り上げてくれたダンディコマンド産駒のミッキーコマンド。
こちらはまだ明け4歳なので、先に繋がるレースを期待したい。


<オープン>
カリスタグローリ産駒 サチノスイーティー 牝4  01/07(日) 中山 11R ガーネットS(G3ハンデ ダ1200m) 28頭
マチカネフクキタル産駒 リワードプレザン 牡4  01/08(月) 中山 8R 中山新春JS(障害OP障3200m) 16頭

<1600万下>
タイキシャーロック産駒 リュウヨウ 牝6  01/06(土) 中山 10R アレキサンドライトS(ダ1800m) 33頭
ビワタケヒデ産駒 ダンスオブサロメ 牝5  01/06(土) 京都 10R 新春S(芝1200m) 43頭
ゼネラリスト産駒 プリティメイズ 牝8  01/06(土) 京都 10R 新春S(芝1200m) 43頭
マンジュデンカブト産駒 マンジュデンコウベ 牡7  01/07(日) 京都 10R 門松S(ダ1400m) 55頭
ゼネラリスト産駒 ガッサングリーン 牡5  01/08(月) 京都 10R 寿S(芝2000m) 22頭
カリスタグローリ産駒 トーセンオリオン 牡7  01/06(土) 京都 10R 新春S(芝1200m) 43頭
ダンディコマンド産駒 ミッキーコマンド 牝4  01/06(土) 京都 10R 新春S(芝1200m) 43頭

<1000万下>
ナリタブライアン産駒 サクラブライアン 牡8   01/07(日) 中山 10R 若水賞(芝1200m)
シンボリスウォード産駒 シンボリマーズ セ4   01/07(日) 中山 10R 若水賞(芝1200m)
フィガロ産駒 スピンオフ 牡4   01/07(日) 中山 10R 若水賞(芝1200m)
ホリスキー産駒 リュウゴールド 牡7  01/08(月) 中山 10R 成田特別(ダ2400m) 32頭
シアトルスズカ産駒 グランドホイッスル 牝6  01/08(月) 中山 10R 成田特別(ダ2400m) 32頭
タイキシャーロック産駒 ワンダータイキ 牡6  01/08(月) 中山 10R 成田特別(ダ2400m) 32頭

<500万下>
ビッグサンデー産駒 キンショージェット 牡3  01/07(日) 京都 9R 福寿草特別(芝2000m) 21頭
セイウンスカイ産駒 ニシノヴァネッサ 牝3  01/07(日) 京都 9R 福寿草特別(芝2000m) 21頭



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兵庫ゴールドT  メイショウバトラー 5着
2006年12月29日(金) 18:26
28日、園田競馬場で行われた兵庫ゴールドT(交流G3・ダート1400m)にメイショウホムラ産駒のメイショウバトラーが出走し、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持されたものの、スタートで出遅れ、さらに大外を回るロスもあり、直線伸びずに5着に終わった。
やはり、この馬は好位につけ、直線で押し切る競馬が持ち味だけに、スタートの出遅れが響いた。
また、ここまで連戦が続いているだけに、そろそろ疲れが心配。
メンバー的にも苦戦が予想されるフェブラリーSには無理に参戦せずに、一戦級がドバイに遠征して手薄なメンバーとなりそうなかしわ記念あたりを、悲願のGI制覇の目標にローテーションを組んでもらいたい。
今年の最大目標の悲願のGI制覇を達成するためには、相手関係が大きなポイントとなるだろう。

ジョイーレも直線で失速して、大差の7着に沈んだ。
連戦の疲れで、本調子でなかったのだろう。
休養して立て直しを図り、来年の飛躍に繋げてもらいたい。
有馬記念 回顧
2006年12月25日(月) 23:07
今年の有馬はまさにディープインパクトのためのレースとなった。
圧倒的な力の差を見せ付ける素晴らしいレースだった。
ディープのあの走りにあれこれ分析をする必要などないだろう。
そのような次元を超えた走りだった。
日本競馬史上最強馬だ。
今後は、種牡馬として自身を超える馬を輩出し、父サンデーを超えてもらいたい。

ポップロックは、4コーナーで馬群に包まれ、直線半ばまで前が壁になるという事態になってしまったが、残り1Fでようやく外に出すと、粘るダイワメジャーを鋭い伸び脚で交わした。
「本来ならもう少し前でレースをしたかった。3コーナーで動いていこうとしたが、他馬が動かなかったので待った分、4コーナーでもゴチャついた中に入ってしまった」とペリエ自身が認めたように名手らしかぬロスのある危ない騎乗だったが、この馬の力で2着まで押し上げた。
この馬は、ここにきて想像以上に力をつけているようだ。
今年の4月にようやく500万下を勝ち上がった馬が、暮れの頂上決戦で2着、恐るべき大出世だ。
これまで期待を裏切ってきたエリシオの産駒にようやく大物が誕生した。
来年は、ドリームパスポートらとともに日本競馬をリードしていってもらいたい。

ダイワメジャーはスタート直後、これまでとは違うペースに戸惑ったのか、少し口を割って行きたがっていたが、絡んでくる馬がいなかったのですぐに落ち着き、道中は実質ハナに立つ形となり、マイペースで走っていた。
早めのロングスパートが予想された各馬がそれぞれ内で包まれたり、脚色が悪くなったため、自然と4コーナーで先頭に並びかけるように進出し、残り300メートルで先頭に立ったが、それも束の間、ディープにあっという間に交わされていってしまった。
それでもこの馬もあっさりと失速はせず、最後まで持ち味の粘りを発揮し、何とか3着を死守した。
この距離はこの馬にとって明らかにベストとは言えないが、それでもそれなりに走れるところを見せてくれたので、集大成の年となるであろう来年に向けてレースの選択肢の幅が広がったのは大きな収穫だった。
来春は、香港のクイーンエリザベス2世Cから安田記念、そして宝塚記念というローテーションでマイル、中距離路線の絶対王者として、さらに勲章を増やしてもらいたい。

2番人気に支持されたドリームパスポートは、直線の急坂を上がってから、馬群を割って物凄い勢いで最後に伸びてきたものの、時すでに遅し、ダイワメジャーを交わせずに、わずかハナ差の4着。キャリア13戦目で初めて3着以内を外してしまった。
「最初のコーナーで、外に出したかったが、横が壁になって出せなかった。下げて出せばよかったのかもしれないが…。高い能力は感じたけれど、道中で我慢しなければならなかったことが最後に響いた。ボクがもっとうまく乗ってたら3着、いや、2着はあったかも」と内田博が語ったように、内枠が災いして、騎乗ミスに繋がった。
ペースの上がった4コーナー手前で外にいたウインジェネラーレと接触し、直線でも前にいたポップロックの外へ出すタイミングが合わず、一瞬手綱を引き進路を内へ切り替えるロスが痛かった。
もっとスムーズに馬群を捌けていれば、2着はあった内容だっただけに、惜しまれる。
それでも、3歳馬にとって過酷なローテーションの中、まったく崩れずに安定した結果を残したのは立派。
来年は、念願のタイトルを手にして欲しい。

春2冠馬メイショウサムソンは、4コーナーでダイワメジャーのすぐ外から仕掛け、この馬のレースをしたが、そこから皐月賞のときのような伸びが見られず、5着まで。
最後に伸びを欠いたのは、太め残りの影響だろう。
石橋は「体は増えていたけど、全く問題なかった。」と言っていたが、腹回りに余裕があり、とても今年最後の決戦に挑むギリギリに研ぎ澄まされた馬体ではなかった。
輸送によって絞れればと期待したが、のんびりとした性格の馬だけに、その効果もなかったようだ。
血統的に3歳春で成長が鈍る馬ではないので、暖かくなり馬体が絞れる来春に再度期待したい。

デルタブルースは、メイショウサムソンと馬体を併せる形で3、4番手を追走し、道中のポジション自体は悪くなかったが、4コーナーで窮屈になり身動きが取れなくなってしまい、この馬の持ち味である息の長い末脚のロングスパートを発揮できずに6着に終わった。
「本当はダイワの前あたりで早めに動いて我慢させるのが理想だったが、動くに動けなかった。結果的にヨーイドンの競馬になってデルタの持ち味を生かせなかった」と岩田が認めるように、スパッと切れる脚が使える馬でないので、本来ならもっと早く3コーナーあたりから積極的に動いていくべきだった。

トウショウナイトは、14キロも増えて過去最高となる馬体重が堪えたのか直線伸びずに7着。
武士沢にも前走のような思い切りの良い早仕掛けが見られなかった。
4コーナーではディープより後ろの位置。
あれでは、前走で見せたこの馬の持ち味である渋とさが生かせない。
煮え切らない勝負弱い騎手とはこんなものなのであろう。
前走できっかけを掴んでくれたと思っていたのだが・・。

アドマイヤフジはやはり走る馬だ。
長期休養明けながら5着から差の無い8着に入って見せた。
来年は飛躍の年なりそう。

アドマイヤメインは本調子でないようだ。
菊花賞の激走の疲れが残っているのではないだろうか。
この馬の力はこんなものではない。
来年に期待だ。

スイープトウショウは、実力や体調面、展開という以前に精神面の問題で、彼女は既に気持ちがレースをする方向に向いていないようだ。
人間があれこれ試行錯誤しても、子孫を残すという動物の本能の前には、なす術は何もないだろう。
年齢的にもう引退させてやった方がいい。

スウィフトカレントも体調が万全ではないようだ。
来年の巻き返しに期待。
血統的にマイルでの走りを見てみたい。
直線の長い東京コースは合うので、アサクサデンエンとの兄弟対決も実現するかもしれない安田記念はおもしろそう。

前走とは一転して中団からの競馬となったコスモバルクは、3コーナーから仕掛けたものの本来の行きっぷりではなく、4コーナーで万事休す。
さすがに秋の連戦が堪えたのか、体調が万全ではなかったのだろう。
いくらタフな精神力を持つバルクとは言え、やはりこの秋と冬に北海道から何度も往復するのは、大きなハンデ。
また、馬体を絞ることに苦労したように冬場の北海道で調教を積んで、レースに挑むのも不利。
気温差の激しい地へ移動するのも、体調管理の面でリスクが伴う。
そういったハンデを乗り越えるところに、敢えて道営所属のまま中央のGIに挑戦する意義があると言ってしまえばそれまでだが、バルクのこれまでの競争生活を振り返ると、ローテーションはもちろん、強引な脚質転換指示を含めオーナーサイドの誤った考えによってその才能が徐々に蝕まれていったような気がする。
夢を追い求めるのもとても素晴らしいことだが、陣営にはもっとクレバーになって現実的にバルクの事を考えて欲しい。
陣営のコメントを聞いていると、「バルクならこれくらい大丈夫」、「バルクならやってくれるはず」、「バルクなら乗り越えてくれる」など、「バルクなら・・」と過信し、過度に期待しすぎだと思う。
シンガポールでアクシデントがありながら、宝塚に強行参戦したときもそうだった・・。
さて、話をバルクの集大成となるであろう来年に向けよう。
今年の初めにもメルマガの方で指摘したが、春は天皇賞には向かわずに、距離適性を考慮し、香港かまたシンガポールに遠征すべき。
今年の場合は天皇賞への道が閉ざされ、仕方なくシンガポールに向かった形ながら最高の結果が出たので、当然来年は最初から目標に据えて万全の調整をしてほしい。
さらに、話は早いが、バルクの競争生活最後の戦いになるであろう秋そして冬は、GI3連戦などと言わず、明らかに不得手な左周りの東京でのGI2戦は見送り、バルクが最も持ち味を出しやすい有馬一本に絞ったローテーションを組み、早めに美浦に入厩して調整してもらいたい。
今年もそうしていれば、有馬でバルクの今年のベストレースが見られていたはずだと信じている・・。
(ひょっとしたら、自分もバルクに過度の期待をしているのかもしれないが・・・。だが、ファンはこれでいいのだ。)

「勝負どころから早めに動いて行ったが、4コーナーではもう手応えが怪しかった。最後ももう少し伸びてくれるかと思ったんですが…。あの馬体(10kg増)でジャパンCを好走した反動が出たのかなあ。スーッと行ったところで終わってしまった・・。こういう淀みのない展開も合わないのかもしれません」(五十嵐冬樹騎手)
有馬記念 予想
2006年12月24日(日) 12:32
今年の有馬の焦点は、何と言っても稀代の名馬ディープがラストランを飾れるか、
そして、はたしてそのディープに一泡吹かせることが出来る馬がいるのか、もしいるとすればどの馬かということに尽きるだろう。

それを探る鍵となるのが、展開。
元々有馬記念の舞台は、中山芝内回りコースを約1周半し、最後の直線も310メートルと短いので、展開、仕掛けどころで大きく勝敗が左右し、レースに紛れが生じることが多くなる。
その上に今年の場合、アドマイヤメインが大逃げ宣言をしていて、さらにメイショウサムソン、コスモバルク、デルタブルース、トウショウナイト、ダイワメジャーなど早めに仕掛け、その持ち味を生かしたいタイプの馬が多く、より展開が大きな鍵を握る。

ダイワメジャーなどに、昨年のハーツクライの再現を期待する声もあるようだが、昨年のような先行有利の展開になるとは考えににくのでそれはほとんど不可能だろう。
昨年の場合は序盤こそタップダンスシチーが軽快に逃げたもののその後はペースが落ち着いた。だが今年はまったくその逆で淀みのないペースになるだろう。
大逃げが予想されるアドマイヤメインの手応え、脚色によって仕掛け所は変わってくるだろうが、3コーナーあたりから先行各馬が動くと予想される。
スタミナが要求される消耗戦の中、アンカツとダイワメジャーがどういうレースを見せるのか。
ダイワメジャーは、馬体、血統的にもこの距離もこなせるとは思うが、スタミナに自身のあるメイショウサムソン、トウショウナイト、コスモバルクや生粋のステイヤーのデルタブルースなどど同じように早めに仕掛けたら危ないだろう。
アンカツが強気に勝ちにいってそのような乗り方をしたら、直線で沈む可能性もある。
この距離でこの馬の能力をすべて発揮しようとすれば、マイルCSのような早仕掛けはしないはず。
アンカツの程の名手がまったく距離の違うレースと同じように仕掛けてくるとはとても思えない。
前述した馬たちの後ろから追い出しにかかるだろう。
そうすれば、この馬の2着の可能性も出てくる。
アンカツの乗り方しだいで、その着順は大きく変わりそう。

ディープは、4番ゲートに入ったことで、若干出遅れた昨年同様に最後方からの競馬をするのだろう。
小回りの中山の内回りコースで内に包まれて、不利などによって力を発揮できずということは絶対に避けなければならないこと。
昨年のよう最後方から外を捲って進出していくのだろうが、今年は昨年よりレースが早く動く展開が予想され、そういった馬たちの脚色を図りながら、仕掛けられるので、
先行有利の展開の中、3コーナーから動いて脚を使い、直線で余力が十分にあるハーツクライと末脚勝負になった昨年よりはレースはしやすいはず。
今回、先行するのが予想される馬の中で、ハーツクライのような決め手を持つ馬はいない。
状態面も昨年より良さそうなディープが、敗れることは考えにくい。

焦点は2着争い。
その一番手に、メイショウサムソンを挙げる。
菊花賞では高速馬場に対応できず、またJCではスローペース、さらに両レースとも石橋の騎乗ミスもあり、その力を出し切っていない。
オッズでは、ドリームパスポートがディープの相手筆頭に挙げられているが、中山の2500m、スタミナの要求される展開となれば、ドリームパスポートよりこちらを上位と見る。
また、消耗度という点でも、目一杯の競馬が続いたドリームパスポートより余裕があるはず。
血統的にも、成長力があり、3歳春で終わってしまう馬ではない。
また、懸念される鞍上の石橋も今回は思い切って自分で動いていくと宣言しているので、ここ2走のような消極的な競馬はしないはず。
だが、問題は馬体重。
もし、前走から増えているようなら割引が必要。

3番手に、ダイワメジャー。
先ほど書いたように、アンカツがディープ意識せずに、この馬の力を発揮することだけを考えた乗り方をすれば、2着も可能。

4番手に、ドリームパスポート。
連戦による目に見えない疲れが心配だが、調教の動きは問題なかった。
変な色気を出さずに自分の競馬に徹し、内田博が直線で馬群をうまく捌けたら、当然のようにこの馬も圏内。
馬券からは外せない。

それと、スイープトウショウ。
今秋はさすがに衰えが隠せないレースが続いているが、今回は展開がこの馬に向きそう。
後ろで脚を溜め、ディープの後ろから仕掛ければ、2着を拾えることもありそう。
池添も無欲で思い切った騎乗をしてくるだろう。

最後に、得意の中山で変わり身が期待できるコスモバルクまで抑えておく。


<結論>

◎ 4 ディープインパクト
○ 8 メイショウサムソン
▲ 5 ダイワメジャー
△ 3 ドリームパスポート
△ 6 スイープトウショウ
△ 7 コスモバルク



<買い目>

ディープの頭は固いと思うが、馬単と馬連でほとんどオッズの差がなく、競馬は何が起こるか分からないので、馬連でディープから流す。

馬連

4−3、5、6、7、8
明日の期待馬
2006年12月23日(土) 15:34
明日 12/24(日) 勝利の期待できる馬

中京 1R 2歳未勝利 (ダ1000m)に出走するセイウンスカイ産駒のニシノヴァネッサ (牝2)。
新馬戦で2着に入っているように、順番が回ってくれば、勝ち上がる力はもっている。
今回はメンバー的にもチャンス。
期待度50。

中京 6R 3歳上500万下(ダ1700m) に出走するラガーレグルス産駒のラガーチトセオー(牡4)。
前走2着から意欲の連闘。
揉まれ弱い馬だけに、シルクデューク、アルタントプチといった同型馬の出方がポイントとなりそうだが、マイペースで競馬が出来ればしぶとさを発揮するだけに、ここも期待。
期待度50。


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明日の期待馬
2006年12月22日(金) 20:29
明日 12/23(土) 勝利の期待できる馬


中京 9R 3歳上500万下(芝1200m)に出走するフィガロ産駒のフュノンガルウ(牡3)。
前走は約1年ぶりの千二のレースだったが、道中の追走もスムーズで、スプリント戦への適性を示した。
4コーナーから直線にかけて外に持ち出した分わずかに届かずに3着だったが、内を突いて前が空いていれば突き抜けていたと思わせる内容だった。
今回も期待したい。
期待度60。

中山 9R クリスマスローズS(OP、芝1200m) 出走するヤマニンゼファー産駒のニシノクイック(牡2)。
前走の黒松賞では、スタートで出遅れたものの勝ったサープラスシンガーから差のない3着に入った。
全7戦中5戦で出遅れており、気性的に今回も当てにしづらいが、まともに走ればここでも通用する力は十分にある。
期待度50。

阪神 8R 3歳上500万下(ダ1800m)に出走するダイナガリバー産駒のエイティフロー(牡5)。
長期休養明け2戦目の前走は6着に敗れたものの、勝ち馬からはわずか0.2秒差。
元々、このクラスは勝ち上がっており、さらに1000万下クラスでも2着という実績のある馬。
叩き3戦目で、鞍上にはペリエ。
勝負気配が漂う・・。
期待度50。



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阪神C 回顧
2006年12月20日(水) 22:42
フサイチリシャールはしっかりと脚をタメて、絶妙のタイミングで追い出したユウイチのソツのない好騎乗もあり、直線半ばで先頭に躍り出ると、プリサイスマシーンの強襲を振り切り、そのまま押し切った。
昨年の朝日杯FSでハイレベルと言われる世代の頂点に立って以来、ここまで8戦して白星なしというスランプに陥っていた2歳王者。
2歳王者になったために王道を歩まざるを得ず、春のクラシック路線では距離適性に泣かされ、さらに秋にはダートへ活路も見出そうとしたが結果を出せずにいた。
その試行錯誤の末にようやく出された答えが距離短縮だった。
松田国調教師によると、「1200メートルは短いが、1400メートルか、1600メートルがベストでしょう。今までは長め長めの距離を選択しないといけない状況。これからはこの馬の本当にいいところに(目標を)設定していきたい」とのこと。
その答えに辿り着くまで、随分と遠回りをしてきたが、ようやく本来の力が発揮できる道が見つかった元王者がその失った輝きを取り戻すべく、ヴィクトリーロードの再スタートを切った。


プリサイスマシーンはゴール前、フサイチリシャールを差し切るかのような勢いで強襲したが、首差届かず2着に敗れた。
アンカツが「勝ち馬の直後にいたんだけど、前があきそうにないので外へ。ところが外もあかず。進路を迷った分、仕掛けが遅れた。結局じっとしていればよかった。スムーズなら差し切れていたと思う。失敗した」と語ったように、一瞬の迷いが勝負の明暗を分けた形となった。
その天才的とも言える素晴らしい判断力で思い切りの良い好騎乗を多々見せてくれるアンカツだが、今回は自身が認めるように自らの判断ミスで勝てるレースを落としてしまった。
プリサイスマシーンはやはり千四という距離は合っているようだ。
芝千四のGIレースがないのは残念なところだが、千二、マイルでも対応できるだけに、今後もGI短距離路線では軽視できない存在となるだろう。
また、ダートもこなせる馬なので、今後どのようなローテーションを組んでいくのか、荻原師の手腕にも注目だ。
 
武豊騎手との初コンビで注目されたマイネルスケルツィは、2番手追走から4コーナーで果敢に先頭に立ち、そのまま押し切ろうとしたが、ゴール寸前2頭にかわされてしまった。
それでも現時点の力を出し切っての3着と言えるだろう。
「テンで少し行きたがるところがあった。折り合いがつきかけたところ(3コーナー過ぎ)で、外から並びかけられ、また少し掛かった。着差が着差だけに残念」というコメントからも、精神面での成長が今後の課題としてまだ残っているようだ。
父が万能タイプのグラスワンダーだが、この馬の場合、スピード色の強い母父Machiavellianの血が色濃く出ているようなので、千二でも意外な適性を見せてくれるかもしれない。

アサクサデンエンは直線物凄い勢いで猛追したが、ごちゃついた4コーナーから直線で一瞬行き場がなくなり、仕掛けが遅れたのが響き4着までだった。
やはりこの馬には阪神内回り千四は微妙に短いようだが、それでも前残り傾向が顕著な今の阪神コースで、このレースでも先行馬が上位を占めた中、唯一後方から鋭い末脚で猛追し、まだその力が衰えていないことを証明してくれた。
来年は8歳、最後の勝負の年になるだろうから、もう一花咲かせてもらいたい。

シンボリグランはどうしたのだろうか。
マイルCSで見せた末脚が発揮されなかった。
雨で上滑りする馬場が影響したのか?
外枠が響いたのか?
いずれにせよ、完全に本格化したとは言え、今後もジョッキーを含めて過信は禁物だな・・・。

3番人気のオレハマッテルゼは、先行脚質のこの馬にとって大外枠がいかにも不利だったが、それ以前に状態面が万全でなかった。
阪神C 予想
2006年12月17日(日) 13:23
今年から新設された阪神C。
その施行時期、高額な賞金から、位置づけとしては、秋の短距離GI路線を戦ってきた中で、香港に招待されなかった連中が、もうひと稼ぎしようと集う場となるのだろう。
この阪神Cの新設は、JRAのグッド・ジョブで、私も大賛成。
秋・冬の中長距離GI路線は、天皇賞からJCそして有馬と続き、大変な盛り上がりを見せるが、短距離路線の方は、スプリント、マイルでそれぞれ1回づつのビッグレースしか存在しない。
距離体系が明確に確立された今、短距離路線の方ももっとスポットライトを当て、盛り上げていくべき。
この阪神Cは、将来的にGIに昇格させてほしい。
実際、第1回となる今年も、GIレースと言っても過言ではないほどの好メンバーが揃った。
このメンバーを見ると、マイルCS上位組とそのマイルCSに出走しなかったアサクサデンエン、オレハマッテルゼ、フサイチリシャールらの争いという構図だろう。

本命は、マイルCSで最先着したシンボリグラン。
この馬は、高松宮記念で1番人気になったように元々能力の高い馬なのだが、気性難からその力を十分に発揮できないレースが続いていた。
しかし、この秋は弱点だった精神面が見違えるように成長し、出遅れ癖も解消され、本来の力が十分に発揮できるようになり、それが好結果に結びついている。
今回もその力が十分に発揮できれば、このメンバーでも上位だ。
今年の阪神は、これまで馬場状態が良好で、内回り、外回りとも、逃げ、先行有利な結果となっている。
この馬も好位につけてレースをしたいところ。

対抗は、そのシンボリグランをスワンSで退けたプリサイスマシーン。
マイルCSでは、直線で馬場の悪い内に入ってしまったことと、年を重ねるにつれスプリント色が強まってきたこの馬には微妙に距離が長かったため6着に敗れたが、適距離の今回は見直しが必要。
また、昨日の松岡のアクシデントで、鞍上が名手アンカツに乗り替わったことも不幸中の幸いとなりそう。

単穴に、実績、実力ナンバーワンのアサクサデンエン。
この秋は、期待はずれの結果に終わっているが、天皇賞でも上位とほとんど差のない7着に来ているように、今回のメンバーであればあっさり勝っても不思議ではない。
その天皇賞から間隔を開け、じっくりと調整したことで、馬体の張りも良くなってきた。
マイルCSを回避したことが、吉と出ている。
単穴に評価を落としたのは、昨年の京王杯スプリングC以来となる千四に対応できるかが、不安であるため。
千四はこれまで3戦2勝と好成績を残しているが、いずれも東京でのもの。
はたして、阪神内回りの千四でどのようなレースを見せるか。

あとは、ここを目標にしてきたコートマスターピースとユタカが乗るマイネルスケルツィを押えておく。

人気のオレハマッテルゼは、状態面と大外枠が不利と見て、消す。


<結論>

◎ 16 シンボリグラン
○ 7 プリサイスマシーン
▲ 11 アサクサデンエン
△ 6 コートマスターピース
△ 13 マイネルスケルツィ



<買い目>

オッズがかなり割れているし、シンボリグランのポカも考えられるので、馬連ボックスで買う。

馬連
6、 7、11、13,、16

コートマスターピースの単勝が過剰に売れており、それ以外の単勝がおいしそうなので

単勝 16、7、11 も勝っておく。
明日の期待馬
2006年12月15日(金) 19:41
明日 12/16(土) 勝利の期待できる馬

中山 1R 2歳未勝利 (ダ1200m)に出走するダイワテキサス産駒のダイワウイザード(牡2)。
前走の新馬戦では、太目残りの馬体ながら、勝ち馬から3/4、クビ差の3着に入った。
低調なメンバーとなった中で、前走からの上積みも見込める今回は初勝利が期待できる。
期待度60。

中山 12R 仲冬特別(芝1200m、3歳上1000万下) に出走するナリタブライアン産駒のサクラブライアン(牡7)。
前走では、12番人気ながら直線鋭く伸びて、勝ったスパインから半馬身差の2着に突っ込んで来た。
骨折、その後の骨膜炎から復帰して3戦目となる今回は更なる上昇も期待できる。
期待度60。

前回は馬込みを割るのに気を使ってしまった分の負け。今は本当に体調がいいので上位を。〈秋山師〉



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