種付け頭数が少ないながら、その血をを残すべく頑張っている種牡馬とその産駒たちを応援するブログです。
明日の期待馬
2006年09月30日(土) 21:32
明日 10/1(日) の勝利の期待できる馬

中京 9R 桑名特別(1000万下 芝1200m ) に出走するゼネラリスト産駒のプリティメイズ (牝7)。
前走は休養明けでプラス14kgと重めだったにもかかわらず、後方から追い込んで2着に入った。
ここ5戦は1番人気ながら勝ち切れていないように、気むずかしい一面を持っているが、それでも安定して成績を残してきたのは能力上位の証。
叩かれて上昇が見込める今回は前走以上の信頼度がある。
ハンデ戦で波乱の目も考えられるが、相手に恵まれた今回こそきっちり勝ってもらいたい。
期待度70。

中京 7R 3歳上500万下(ダ1000m)に出走するトーヨーリファール産駒のショウエンジェリコ(牡3)。
ここクラスで2着2回と、このクラスを勝ち上がるだけの力をつけてきた。
前走は1番人気ながら、ゴール前失速して4着に敗れたが、2、3着に後方待機組が入ったように、先行組には流れが厳しかった。
調教では併せ馬で遅れたが、これはいつものこと。
引き続き好調キープで、相手に恵まれた今回はきっちり勝ってもらいたい。
相手は、前走同じレースで6着だったナゾヲトクカギとここ3戦このクラスで安定した成績を残しているゴールドイモン。
期待度70。

中京 4R 障害3歳上 未勝利 に出走するミホノブルボン産駒のニホンピロブレイブ(牡4)。
障害未勝利戦にはここまで4戦で2着が3回、3着が2回と安定した成績を残している。
その中には、後に障害オープンレースを制したタニノエタニティに、ハナ差負けという惜しいレースも含まれている。
今回こそは、きっちり決めてもらいたい。
期待度60。


中山 12R 利根川特別(1000万下、ダ1800m) に出走するビワタケヒデ産駒のナムラカイソク(牡6)。
ここ2戦は、それぞれクビ、アタマ差の2着に惜敗しているが、今回はその2戦で手綱を取った藤田から渡辺薫に乗り替わり、大きなマイナスとなる。
この馬はこのクラスでは力上位だが、後方から末脚を生かす脚質なので、展開に左右される面があり、騎手の腕によっても結果が大きく左右される。
このレースは15頭と他頭数となったが、幸い大外枠を引いた。
渡辺がどう乗るか。頼むぞ渡辺。
期待度60。


今日、土曜のレースでは一挙4頭も勝ち上がってくれた。
昨年の9/27に創刊したメルマガ版の1周年を祝ってくれているようだった。
メルマガ版創刊以来、最多の勝ちあがり頭数は6頭。
そのときは、ちょうど読者数が100名を突破したときだった。
メルマガ版の節目のときに、マイナー種牡馬の産駒たちが続々と勝ち上がってくれる・・。
明日も頑張って、最多勝ち上がり頭数の記録を更新してくれ!!
頑張れ!!マイナー種牡馬とその産駒たち!!


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明日の期待馬
2006年09月29日(金) 21:38
明日 9/30(土)  の勝利の期待できる馬 

中京 11R シリウスS(G3)に出走するメイショウホムラ産駒のメイショウバトラー(牝6)。
南部杯に出走を予定していたが、除外の可能性が高くなったため、こちらに回ってきた。
南部杯でも好勝負できると思っていたので、メンバー的に恵まれたここはきっちりと勝って、JBCマイルに参戦してもらいたい。
相手は、前々走のプロキオンステークスで完全に勝負付けは済んでいるが、前走日本レコード勝ちの勢いが怖いサンライズキング。
それと、血統的にダートも走りそうなキネティクス。
期待度80。


札幌 11R 札幌2歳S(G3)に出走するセイウンスカイ産駒のニシノプライド(牡2)。
ようやく出てきたセイウンスカイ産駒の大物と評判のニシノプライドが、3戦目で早くも重賞に挑戦する。
初戦は太め残りが響き、2着と惜敗したが、2戦目で2着に3馬身半差の楽勝で、あっさり勝ち上がった。
まだ経験の浅い2歳馬だけに、未知な部分が多いが、この馬の上昇度に期待したい。
強敵は、レコード勝ちのあるイクスキューズ、ナムラマースの2頭。
この2頭を相手にどんなレースを見せてくれるか、とても楽しみである。
期待度60。

長谷川助手のコメント
「初戦は体に余裕があったし、前走も目いっぱい走っていない。それであの競馬。まともならどれだけ強いか楽しみ。父に追いつき追い越せだよ。」


札幌 7R 3歳上500万下 (牝,ダ1700m)に出走するシアトルスズカ産駒のグランドホイッスル(牝5)。
岩田に乗り替わってから、ここ3戦は連続3着と安定した成績を収めている。
この馬は衝撃的な新馬戦大圧勝劇や、既にこのクラスを勝っているように、力はあるのだが、気性的に難しい面があり、テンから遅れたり、競馬を途中で止めたりとその力を発揮出来ていなった。
だが、岩田のこれでもかと言わんばかりの、追い通し、ムチ連打の騎乗で、その馬が何とかまともに力を出来仕切るようになってきた。
展開面に左右されたり、気性的に当てにしづらいが、能力をフルに出し切れば、牝馬限定のここなら十分勝てる。
このレースには、キョウエイマーチの仔やアイオーユーの仔、ウイングアローの全妹など良血馬も何頭か出走するが、マイナー血統の意地を見せてもらいところだ。
期待度60。



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ダイタクサージャン産駒 シャイニールック 戸塚記念3着
2006年09月28日(木) 21:34
27日、川崎競馬場で行われた戸塚記念(3歳、南関東G3・ダート2100m)に、ダイタクサージャン産駒のシャイニールック(牡3)が出走し、1番人気に支持されたものの、勝ったビービートルネードから8+1/2馬身差の3着に敗れた。

シャイニールックの父ダイタクサージャンは現役時代、中距離路線で活躍したが、伯父にダイタクヤマトがいる本馬の母系はスピード色が強く、また本馬にはテスコボーイの3×3という強烈なクロスがあるように、スピードを重視した配合だ。
今回は惨敗は、距離適性の差が出た。
今後は、マイル前後を中心に走らせるべきだ。
メイショウバトラー  シリウスS出走へ
2006年09月27日(水) 22:29
10月9日に行われる南部杯に出走を予定していたメイショウホムラ産駒のメイショウバトラー(牝6)が、5頭のJRA出走枠に入れない可能性が高まったため、急遽今週土曜のシリウスSに出走することになった。
登録馬は下記の通りだが、近走では衰えが隠せない8歳馬のタイムパラドックスより、重賞連勝中のメイショウバトラーが出走した方が、明らかにレースとしておもしろくなるだろう。
またそれ以前に、10歳馬で1年半以上も勝利から遠ざかっているノボトゥルーより、優先出走順が下というのも、明らかにおかしい。
地方競馬はJRAよりさらにファンサービスというものを重視する必要がある。
そのためには、ファンが納得するような出走基準に改めるべきだ。

高橋成調教師のコメント
「急遽予定変更のぶん、少し調整が遅れ気味だけど、気性的に仕上がりやすいタイプだし、今週、一杯に追えば大丈夫。前走は暑くて輸送でイレ込んだし、馬房が狭くて汗をビッショリとかいた。それで勝つのだから強さを再確認。ここも期待」


<南部杯 JRA所属&補欠馬>

【出走予定馬】出走枠は原則5頭
シーキングザダイヤ(栗東、武豊)
タイムパラドックス(栗東)
ヒシアトラス(美浦、横山典弘)
ブルーコンコルド(栗東、幸英明)
ノボトゥルー(栗東)

【補欠馬】補欠順位順
メイショウバトラー(栗東、佐藤哲三)
カフェオリンポス(美浦)
ヤマタケゴールデン(美浦)( )内は所属。予定騎手(表記がない場合は未定)
ワシントンカラー産駒 初勝利
2006年09月26日(火) 23:34
24日、金沢競馬場で行われた2R(2歳、ダート1300m)に、ワシントンカラー産駒のバイオレットブーケ(牝2)が出走し、初勝利を飾った。
1番人気に支持されたレースでは、3コーナー付近で早めに先頭に立つと、後方から追い上げた2番人気ハローボギイを1/2馬身差抑えてゴールした。
今年7月のデビューから4戦目での初勝利となった。
また、この勝利が新種牡馬ワシントンカラー産駒の中央、地方を通じての初勝利にもなった。

 血統的に、母チェスナットレディ(父ダンスインザダーク)は、笠松で1勝をのこしたのみだが、
豪州から輸入された3代祖母トリーテイから繋がる一族には、1979年の皐月賞馬ビンゴガルー( 父デュール )や1988年の桜花賞馬アラホウトク ( 父 トウショウボーイ )、1983年の菊花賞で2着、ダービーで3着に入ったビンゴカンタ ( 父コインドシルバー ) など数多くの活躍馬がいる。

 ワシントンカラーは、父ブラックタイアフェアー、母Jump With Joy(その父Linkage)という血統の米国産馬。
半弟にJRA現6勝のアサクサキニナル(牡7、父Kingmambo)がいる。
芝、ダートを問わず短距離の重賞戦線で息の長い活躍を見せ、97、98年根岸S連覇など、G3で4勝を挙げた。
02年プロキオンS(G3-11着)を最後に、通算38戦7勝(うち地方5戦0勝、重賞4勝)の成績を残して現役を引退。
現在は三石橋本牧場にて繋養されており、初年度の種付け頭数は12頭。
このうち6頭が血統登録されている。
神戸新聞杯 レース回顧
2006年09月25日(月) 17:15
メイショウサムソンは珍しく行きたがる場面があり、本番での一抹の不安が残ったが、
今春の始動戦のきさらぎ賞でも、ドリームパスポートの切れ味に屈しているように、元来叩き良化型であり、今回の敗戦はそれほど気にしなくていいだろう。
本番ではさらなる良化も見込めるだろうし、距離延長はこの馬に有利に働くだろう。
あのナリタブライアンでさえ、前哨戦ではスターマンの強襲に敗れているが、本番はぶっちぎりで三冠を達成した。
メイショウサムソンが、本番の最有力候補であることに変わりはない。

勝ったドリームパスポートは見事な末脚だったが、父フジキセキという血統や体型から三千という距離は合わないだろう。
本番では、脚を溜めるだけ溜めて直線の末脚に賭けるというような戦法になるだろうが、メイショウサムソンを脅かすまでにはいかないだろう。
本質的に2000M前後がベストの馬だろうから、天皇賞・秋に向かえばおもしろいと思うのだが・・・。

メイショウサムソンの対抗馬と目されたアドマイヤメインは、直線入り口の不利もあったが、あのような乗り方は合わないことが再確認できた。
やはり、逃げてこその馬だろう。
それと体調も万全でなかったようだ。
この馬も母父ヘクタープロテクターという母方の血と、筋骨隆々の馬体から、三千という距離は合わないだろう。
この馬も叩き良化型と思われ、上積みは見込めるが、本番でもメイショウサムソンを負かすのは厳しいだろう。
オールカマー レース回顧
2006年09月25日(月) 15:16
コスモバルクのレース振りには驚いた。
スローペースの中、強烈な末脚を武器とするスウィフトカレントやディアデラノビアより後ろという位置取りで、しっかり折り合っていた。
馬込みの中にいたことで、ある意味仕方なく折り合えたということもあるだろうが、バルク自身の精神面の成長もあるようだ。
直線も僅かに空いた隙間を突いて、ラチ沿いから伸びてきた。
今まで見せたことのないようなレース振りだった。
バランスオブゲームには僅かハナ差及ばなかったものの、次走に向け大きな収穫のあったレースだった。
そして、天皇賞・秋への出走権の懸かるバルクにとって2着に入ったという結果は何より大きな収穫であった。
今回のようなレースが出来れば、天皇賞・秋でも期待が持てるだろう。

勝ったバランスオブゲームは、スローペースを好位で折り合い、直線で抜群のタイミングで抜け出すというソツのない競馬だった。
既に7歳という年齢を考えると、本当によくやっていると思う。
だが、本番では厳しいだろう。

3着に入ったディアデラノビアは、うまく折り合えたことで、直線もよく伸びた。
牡馬相手にこれだけやれれば、本番のエリ女王杯も有力候補だろう。

4着のスウィフトカレントは、4コーナーでの不利が響いたようだ。
直線が長くなる本番では注意したい。

5着のエアシェイディは詰めが甘い。
一瞬の切れ味に欠けるようだ。
ただこの馬は東京コースの方が、持ち味が生きるタイプなので、もし天皇賞・秋に出走してきたら軽視はできないだろう。
〜 “泥んこプリンセス”サチノスイーティーの挑戦 〜
2006年09月21日(木) 21:47
先週、メルマガ版の方で掲載したコラムを紹介します。


☆★☆ 思い入れコラム ☆★☆


泥んこ馬場を駆け抜けた少女のひと夏の夢  
   〜 “泥んこプリンセス”サチノスイーティーの挑戦 〜


 今年の夏、一頭の地味な血統の若い牝馬がスポットライトを浴びた。
彼女の名はサチノスイーティー。
3歳という成長著しい年頃の牝馬だ。
もちろん個体差もあるが、この年頃のサラブレッドは劇的に成長する場合がある。
サチノスイーティーは今年の4月に2勝目を飾ると、その後すぐに放牧に出された。
陣営のこの判断が功を奏し、7月に戦列に復帰したサチノスイーティーは、
馬体重こそ休養前と変わらなかったものの、心身ともリフレッシュして、また成長していた。
そして、古馬初対戦で重馬場となった復帰初戦を出遅れながら見事に制したのだ。

 彼女の父カリスタグローリは、現役時代故障もあり短い競争生活に終わった。
GI勝ちもなく、重賞1勝という実績だけで種牡馬になったが、当然のように種付け頭数も恵まれなかった。
しかし、カリスタグローリは毎年コンスタントに堅実に走る産駒を送り出し、ここまで何とか種牡馬として生き残ってきた。
そんなカリスタグローリであったが、重賞勝ち馬はいまだ輩出できていなかった。

 復帰初戦を飾ったサチノスイーティー陣営は、格上挑戦となるアイビスSDに果敢に挑戦した。
私はこの挑戦に際し、いきなり重賞で通用するかと危惧したが、レース前に突然降りだした豪雨にも助けられ、
サチノスイーティーは、父カリスタグローリと主戦騎手の鈴来に重賞初制覇をプレゼントした。
続く北九州記念では思わぬ大敗を喫したが、今年から開催されたサマースプリントシリーズの王座を懸け、
今年から国際レースとなり、G2に格上げされたセントウルSに今回挑戦してきたのだ。
だが、さすがに今回は歴戦の強敵が集うこのメンバーでは厳しいだろうというのが、大方の見解であった・・・。

 レース前、各馬がパドックを周回する中、突然大雨が降り出してきた。
これはっ・・・!!
サチノスイーティーが見事な勝利を収めたアイビスSDのレース前の再現だ・・・。
歴戦の強敵が集ったメンバーの中で、持ち時計があまりに劣るサチノスイーティーにとって、開幕週で高速決着必死の馬場はいかにも不利だった。
それがこの大雨で一転、勝負気配が漂ってきた。
彼女は道悪のレースを2勝し、このような歴戦の強敵が集うレースに出走できるまで上り詰めてきたのだ。
そんな彼女に天がさらに加勢する。
雨足は弱まるどころか、雷鳴を轟かせますます強くなっていく。
それはまるで歓声と太鼓の響きを交えた天からのサチノスイーティーへの応援のように私には思えた。
馬場もあっという間に、やや重まで悪化した。
それに呼応するように、サチノスイーティーの単勝オッズもどんどん下がっていく。
38倍前後だったものが、この大雨で一気に18倍台まで下がった。
おいおい、これはひょっとして、ひょっとするかもよ・・・
私も期待と何か神がかり的なものを感じながらスタートを待った。

 そして、ゲートが開いた。
サチノスイーティーは少し出遅れた。
私はこけた。
その瞬間、過剰気味に大きく膨らんだ私の期待が、まるで風船がパンッと音を立てて割れたかのように一瞬にして萎んだ。
ゲートの開く音が、気体ではなく期待で一杯に膨らんだ風船の割れてしまった音に思えてしまったのだ。
あらら、また、やってしまったか・・・・・。
だが、ここから鈴来は前走のように無理におっつけずに、待機策を取った。
よし、いいぞ。鈴来、慌てるな。
この馬は、抑えてもレースは出来るんだ。
実際、休養明けの古馬初対戦で重馬場となった3走前の白河特別(1000万下)でも出遅れたが、
このときは代役騎乗した吉田隼人が慌てず、騒がずといったような度胸の良い騎乗で、
後方待機から徐々に進出し、メンバー中最速の上がりを繰り出し、見事に差し切って勝っている。
だから前走での大敗の後、スタートで出遅れた後の鈴来の慌てふためいたような強引な騎乗に、私は苦言を呈していた。
だが、鈴来の改心を知ってか知らずか、肝心のサチノスイーティーはいつものように少し行きたがっていた。
鈴来はガッチリと手綱を押さえて彼女を何とかなだめている。
それは、彼女のベストレースと私が思っている4走前の桜草特別(500万下)で、鈴来が見せた好騎乗と同じだった。
そのレースでは、ハナを争う人気馬を先に行かせ、鈴来はサチノスイーティーをその激しい先行争いを繰り広げる馬たちの後ろにつけることで、
彼女を落ち着かせて、脚をためることに成功し、直線で人気馬をまとめて差し切るという見事な勝利に導いていた。
今回も鈴来の指示に納得したサチノスイーティーは、その後は馬込みの中で落ち着き、馬群の後方から追走していた。
4コーナーあたりから馬込みの中を徐々に進出していく。
そして直線を向いた。
まだ馬込みの中にいたサチノスイーティーに、鈴来がゴーサインを出す。
そのときサチノスイーティーの斜め前方にはネイティヴハートがいた。
彼女は待ってましたと言わんばかりに、馬込みに怯むどころか、グイグイと道悪馬場を駆ける。
だが、ゴール前ネイティヴハートとの差が詰まったところで、前が壁になり鈴来は一瞬追えなくなった。
すぐにまた追い出したが、ゴール前ひしめき合う各馬となだれ込むようにゴールした。
5着馬とは半馬身差、2着馬からもわずかな差の6着だった。
上がり3ハロンのタイムは、メンバー中3番目に速いものだった。
サチノスイーティーと鈴来の競馬は、まだ荒削りで課題はいくも残っているが、それでも先に繋がる内容だったと言えるだろう。
レース後、まるで当然のように大雨はぴたりと止んだ・・・・。

 サチノスイーティーは走ることが大好きなのだろう。
泥んこ馬場もまったく気にしない。
アイビスSDで出走各馬がもがき苦しむ泥んこ馬場の中を、気持ちよさそうに先頭で駆け抜ける姿を見て、私は彼女に “泥んこプリンセス”という称号を与えた。
天を味方につけ、嵐を呼んでしまう何とも不思議な力を持ち、泥んこ馬場も物ともしないちょっとお転婆なプリンセスだ。
そんな彼女は、手綱を緩めると夢中になって全力で走ってしまう。
直千のレースではそのスピードだけで押し切れるが、オープンクラスの1200m戦はそれだけでは現状厳しいだろう。
今後、サチノスイーティーがオープンクラスで通用するための課題は、良馬場でも通用するスピード能力を高めることはもちろん、
好位できちんと折り合い、直線で差し切るといった“そつの無い競馬”を身に付けることだろう。
その課題をクリアするためには、出遅れ癖のあるサチノスイーティーの気性面の成長はもちろん、鈴来の騎乗技術の成長も必要だろう。
このコンビはまだまだ成長が必要だ。
逆に言えば、このコンビはまだまだ成長できる。
人馬一体となってともに成長していってもらいたい。
そして、泥んこ馬場だけでなく、緑鮮やかなターフの上を歴戦の強豪たちを押さえて、先頭で駆け抜けるサチノスイーティーの姿を見せてもらいたい。
レディーには、泥んこまみれの姿は似合わない。
そのとき、お転婆な“泥んこプリンセス”から気品溢れる“スピード女王”へとその称号が変わるだろう。
彼女はそれを実現する素質を持っていると思う。
そう、“スピード女王”になるんだ。
その期待を込めて、私は敢えてプリンセスとしたのだから・・・。


最後に鈴来騎手のレース後のコメントを紹介します。
「今回は脚をタメて乗ることができました。こういう競馬ができればこの先は楽しみです。」


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カネヒキリ屈腱炎を発症  メイショウバトラーにチャンス到来
2006年09月20日(水) 20:43
10/9南部杯に向け調整中だったカネヒキリが、右前脚に屈腱炎を発症していることが判明した。
どうも、今秋はリンカーン、アドマイヤジャパン、ナリタセンチュリーなど有力馬が屈腱炎でリタイアすることが続いている。
カネヒキリのリタイアによって、南部杯に出走を予定しているメイショウバトラーには、GI制覇という夢のチャンスが広がったわけだが、それでもライバルの不幸は喜べないものがある。
なぜなら、カネヒキリを始めとしたサンデー系の良血馬を、これぞマイナー血統と言えるメイショウバトラーが打ち負かすことが、マイナーファンである私の競馬に対する醍醐味であり、ロマンだからだ。
それに、メイショウバトラー自身も屈腱炎で苦しんだ馬であり、“明日は我が身”でいつまた屈腱炎が再発してもおかしくない立場である。
カネヒキリの屈腱炎でのリタイアは、喜ぶどころか非常に残念である。
競馬界にとっても大きな痛手だ。
カネヒキリはこれで引退せずに、復帰を目指すそうなので、何とかメイショウバトラーのように見事に復帰してもらいたいものだ。
また、メイショウバトラーがこのまま無事で最後まで走れることを願うばかりだ。
ウイングアロー産駒サイレントエクセル ダービーグランプリで大健闘
2006年09月19日(火) 22:10
18日、盛岡競馬場で行われたダービーグランプリ(3歳、交流GI・ダート2000m)に、地元水沢所属で、ウイングアロー産駒のサイレントエクセル(牝3)が出走し、7番人気ながら2着馬から1馬身半差の3着に入る健闘を見せた。
レースは、スローペースとなり、先行有利の流れを3番手で追走したサイレントエクセルは、直線で激しい追い比べを演じるマンオブパーサーとバンブーエールの中央勢2頭を捕らえにかかったが、逆に突き放されてしまった。
それでも、外から詰め寄ってきた同じく中央勢のヤマタケゴールデンに抜かせなかったのは、見事だった。
中央の牡馬相手にこの内容は立派だ。

サイレントエクセルは半姉に2002年の小倉2歳S(G3)を制したメイプルロード ( 牝6 父ジェニュイン ) 、また母系の一族にはプリサイスマシーンやウインジェネラーレなど数多くの中央重賞勝ち馬がいる血統。
メイプルロード は早熟気味だったが、サイレントエクセルは父がウイングアローなので、これからまだジワジワと力をつけていってくれそうだ。
サイレントエクセルの将来が非常に楽しみになった。

騎乗した板垣騎手のコメント。
 「ずっと内で我慢していたが、勝ちにいって外に持ち出したぶんだけの3着かな」


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